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当世書生気質 第十八回(一) [坪内逍遥]

逍遥の服装論・・うなづけるところもある
粋 今の言葉で言えば おしゃれって感じね・・
着飾るだけでは、おしゃれじゃない

さて、なんでこんな話を始めたのかというと、中身と外見が伴わないお二人様がやって来たという・・



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当世書生気質 第十七回(五) [坪内逍遥]

 継原は只一人。今しも此巷路へ入来りて。たちまち三人と顔見合わせ。
(継)ヤ。これは倉瀬君。


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当世書生気質 第十七回(四) [坪内逍遥]

其シスタアの一件じやァ。或は君の手を勞しなければならんもしれんし。且はフハザアにもあつてくれたまへ。純たる天保度の人間だから。逢っても面白くはなかろうけれども。頗る書生風の氣性だから。



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当世書生気質 第十七回(三) [坪内逍遥]

扨其次の議論の如きは。僕ア決して服さないヨ。第一ロジツク[論理]が間違っている。いゝかい。君は藝妓輩をワイフ[妻]にするのは。處世の障碍になる。恥辱だといふが。

何故シンガアをワイフにすると、dishonorになるのであるか。
このブルウフが出来ない以上は決して。


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当世書生気質 第十七回(二) [坪内逍遥]

女さかしうて牛賣り損ふとは。昔からいふ事だが。兎角日本の婦人は困るヨ。前後の得失を少しも見ないで。たゞ一旦の情に任せて。餘計な世話をしたり。周旋をするから。君だからお話をするが。實ア・・・・


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当世書生気質 第十七回(一) [坪内逍遥]

文意を文字通りにみや賀の兄弟
 そぞろにコレラ病の報知におどろく


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当世書生気質 第十六回(三) [坪内逍遥]

 證據となるは母親が最後に残せし短刀のみ。其短刀の紋所は外に試しを見しなき六ツ鱗の紋章ゆゑ是をたよりに血筋の人にめぐりあわんと此年頃心に念じて俟折から圖らず守山友芳が其友人に誘はれて角海老樓に登樓なし此皃鳥を敵娼とし一夜の客となりたりしを心ともなく氣をつくれば不思議や羽織の紋所が彼の短刀の紋に似たり。


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当世書生気質 第十六回(二) [坪内逍遥]

 ヲイ守山。君に話して驚かせることがあるよ。
 え。なんだ。
 此事は早速君に知らせようと思って居たがネ。財政困難の一件から。君の羽織を典じてしまって。持つてくる事が出来ないもんだから。ツイ/\・・・


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当世書生気質 第十六回(一) [坪内逍遥]

黒絽の薄羽織を媒介にて薄からぬ縁因をしる守山と倉瀬の面談


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当世書生気質 第十五回(三) [坪内逍遥]


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